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『普通に建てる』ことを目指しています。 | |||
建築基準法はその目的を『国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もって公共の福祉の増進に資すること』と謳っています。人の生命・健康の保護のみでは地球が壊れてしまう事を私たちは知っています。建てること自体、木を倒し、地面を掘り起こすのですから、自然破壊にほかなりません。しかし、先人が行って来た様に、急激な変化を避け、素材を大切に使い、出来るだけ長持ちさせるように造り、自然界全体の秩序維持に努める事が重要なのだと思います。人にも、自然にもやさしい設計を心がけています。 |
大阪四天王寺 |
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PANTEON ROMA 内部 アルコーブの柱頭 |
寺院等に見られる柱の上の枡組は、西洋の石組みの柱頭が伝わったものと言われています。屋根の重さを柱に伝える合理的な形は、千年前に地球の裏の日本まで伝達されました。雨が多い日本では、深い庇が建物を守り、豊富な木材を用いて軽く建てることで、地震に対しても丈夫なのです。
昨年の春大阪の四天王寺を初めて訪れました。残念ながら閉門。その立体的な伽藍配置の美しさは回廊の外からでも十分に実感できました。 |
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